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【報告】栗ロボ実演会・アンケート調査実施報告(茨城県)

2024.03.15

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実施日 2024年2月16日(金)         13時30分~15時30分
場所 茨城県
参加者 茨木県栗生産者等 10名
コンソメンバー
    • 熊本県立大学〈松添〉
    • 熊本高等専門学校〈湯治〉
    • 末松電子製作所〈末松〉
    • 地方経済総合研究所〈宮野〉

 


〈主な意見を抜粋〉

●ロボット全体

      • 栗の実やイガの大小の対応はどうするのか。
        →ロボット1台で対応できるようになるとよい。
      • 他社の栗収穫機は軽トラに載せられる大きさにこだわっている。
      • 栗拾い機は、このロボットが一番栗の実にやさしい。商品化してほしい。
      • 80%拾って、後ろから人間がついて行って拾う形でも十分だと思う。
      • 収穫率の公表値はどのくらいか。
        →7~8割。ただ、地面の状況などで95%に達する。
        →草が生えていると収穫率は落ちる
      • コンテナは何個載せられるのか。軽トラに都度載せにいくと手間がかかる。
        →収穫した地点で下ろすことを考えている。
      • 収穫機構部の幅は、少なくとも1mは必要ではないか。
      • 手押し型の場合は電動アシストがほしい。
      • ゴルフカートのような低圧タイヤでけん引する方式もいいのではないか。

 

●収穫部のブラシ

      • 収穫部のブラシ部分を長くすると、栗を噛まなくなるのではないか。
      • ブラシの耐久性はどのくらいか。毎日収穫する際に故障すると手間がかかる。
        →素材がゴムなので紫外線には弱いが耐久性はある程度確保している。
      • ブラシ部分が折れたら、メンテナンスはどうするのか。
        →差し替え式になっている。
      • ブラシ部分を柔らかくするという発想は我々にはなかった。さすがだ。
      • ブラシの長さは、長めの方式で材料や強度などを研究してほしい。

 

●手押し式収穫機

      • 手押し型にはバッテリーやモーターをつけてアシストしてほしい。
        →電動アシストを考えている。
      • 乗用型も欲しいが転倒事故を懸念する。
      • 人力の手押し型に注力してほしい。

 

●栗園の状況と収穫機

      • 栗園に草一本も生えていない状態では降雨時は地面がぬかるむが、草を生やして刈り込む草性栽培(果樹園などで、地力を維持するため、
        牧草や雑草などを生えさせて地表面を被覆保護して行う栽培法)が多いのではないか。
      • 雨上がりの時ほどたくさんの栗の実が落ちている。
      • ロボットの精度が向上すれば、圃場自体を並木植えにするなど変えていくことも考えるだろう。

 

●その他

      • 生産者にとって頭が痛いのは、ロボットを購入した翌年に新モデルが販売されてしまうこと。つい、様子見をしてしまう。
      • 8月から10月の収穫時期にモデル機を持参して試験運用をさせてほしい。
      • モデル機を楽しみにしている。ぜひ試験運用をしてほしい。

 

 

 


 

 

●収穫部の実演

 

●収穫部についての質疑応答

 

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